さんまのはらわたを食べる人と食べない人がいます。栄養があると聴いたことがある人は多いでしょうが、実際はどうなのでしょうか?
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さんまのはらわた食べてますか?はらわたは栄養がいっぱい

普通は魚のはらわたは食べられません。魚が食べたものが残っている可能性があり、食中毒の原因になるからです。しかし、さんまには胃がないので食べることができるようです。
さんまのはらわたの栄養について触れていきましょう。
① レチノール
レチノールとはビタミンAの一種です。コラーゲンの生成を助ける働きをするので、しわの防止・くすみやたるみ・目のクマを消すなどの美容効果を持っています。また、抗酸化作用もあり皮脂の分泌抑制効果もあるのでニキビなどの予防にもなります。
女性の味方とも言える栄養です。
② ビタミンB12・鉄分
レチノールの他にもビタミンB12と鉄分も含まれています。ビタミンB12とは赤血球の生成に必要不可欠なもので、赤いビタミンと呼ばれるほどです。鉄分と同時に取ることでより効果を発揮し、貧血の解消にも繋がります。
さんまは身の方にも鉄分は含まれますが、はらわたの方がたくさん鉄分を含んでいます。
貧血で悩んでいる人は嫌いでなければ食べた方がいいでしょう。
③ その他の栄養
レチノールやビタミンB12・鉄分の他にも、さんまのはらわたにはビタミンAやカルシウムも含まれます。知っていれば捨てるのは惜しいほど栄養が詰まっているようですね。炎症を抑える効果のあるEPAやポリアミン、他には何に効く?

さんまの身にも栄養はあります。DHAやEPAは有名です。ここではEPAについて触れていきます。加えて注目度が上がっているポリアミンについても触れていきましょう。
① EPAの働きとは
EPAには抗炎症作用を持つ成分を優位にする働きがあるので、体内で起きている炎症を抑える効果もあります。また、EPAはコレステロール値を正常に保とうとする働きがあるので、メタボリックシンドロームの予防に役立ちます。動脈硬化の予防と改善・アレルギー症状の緩和と改善などに期待できます。
② ポリアミンの働きとは
EPAと同じくポリアミンにも炎症を抑える効果があります。血管内の炎症を抑制することで動脈硬化の予防に繋がります。他には、新陳代謝を促進するので老化防止に繋がるとも言われています。ポリアミンは細胞を生まれ変わらせるために重要な成分なのでしっかりと補っていくことが大切です。
まとめ
避けられることも多いさんまのはらわたですが、多くの栄養を含んでおり健康改善や維持のために効果があるようです。また、身の方に含まれるEPAには炎症を抑える働きなどがあり、こちらも健康のために役立ちます。EPAは身体にいいですが、ポリアミンも同時に取ることをお勧めします。抗炎症作用を持つ成分を取り、代謝の改善や新しい細胞をしっかり作れる身体にしましょう。