【痛風】尿酸値を下げる牛乳のカゼイン、尿酸値を下げる食べ物

shutterstock_234906949
「風が吹くだけで痛い」と言われる痛風、できれば経験したくないですよね。痛風は尿酸値の値が高い、高尿酸血症と言われる病気です。
最近、「牛乳が尿酸値を下げる」と話題になっていますので、ご紹介したいと思います。

牛乳やヨーグルトの「カゼイン」が尿酸値を下げる

shutterstock_115794139まず、痛風(高尿酸血症)はどのようにして起こるのかを説明します。人間を作っている細胞の全てには遺伝子があります。細胞は日々生まれ変わっているため、遺伝子も作られ続けています。その際に必要なものが核酸で中にはプリン体という物質が含まれています。このプリン体が遺伝子作成の過程で分解されたものが尿酸です。
体内で出た尿酸の8割は尿として排出されますが、排出がうまくいかずに血液中に尿酸がたまってしまった状態が高尿酸血症です。尿酸は、血液中で結晶を作り、それが足の先などの関節に付着すると激しい痛みを生じる痛風発作がおこります。

では、なぜ牛乳が尿酸値を下げるのでしょうか。
牛乳には、カゼインというタンパク質が含まれています。カゼインは、尿酸の排出に重要な腎臓の働きを助けて、尿酸の排出を促進する効果があります。そのため、結果的に血液中の尿酸値が下がるのです。
カゼインは、牛乳だけではなく、ヨーグルトやチーズなどの乳製品に含まれているため、牛乳でお腹を下す人は他の食品からカゼインを摂るのが良いです。また、低脂肪加工でもカゼインは含まれているため、脂肪分や高カロリーが気になる人はそちらを選ぶのも良いです。

クエン酸やビタミン類が痛風予防に

shutterstock_149592734ほかにも尿酸値を下げる栄養素についてご紹介します。

①クエン酸

尿酸は酸性で、アルカリ性に溶けるという性質があります。クエン酸は酸性ですが、体内でアルカリ性に変わり、尿をアルカリ性に傾けます。そのため、尿酸が溶けやすくなり排出が促され、尿酸値が下がる効果があります。クエン酸は、レモンや梅干しなどの酸っぱいものに含まれています。

②ビタミンA

ビタミンAは、尿酸が体内で結晶化するのを予防します。ビタミンAは、緑黄色野菜、海藻類に多く含まれています。

③ビタミンC

ビタミンCは、体内にたまってしまった尿酸を回収して排出させる役割があります。ビタミンCは、フルーツに含まれていますが、食べ過ぎは逆に痛風を悪化させますので注意が必要です。

④カリウム

カリウムは、腎臓の働きを良くする効果があります。痛風により弱った腎臓をサポートして、尿酸の排出を促進することで尿酸値を下げる効果が期待できます。カリウムは、インゲン豆、さつまいも、バナナに多く含まれています。


痛風予防はプリン体が低い食材えらびを

痛風は、「尿」としていかにスムーズに排出できるかが重要です。
牛乳はプリン体が低い食材のため、痛風の人も気軽に取り入れられます。他の栄養素と合わせて摂取することで、より効果が期待できますので、ぜひ参考にしてください。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする