ビタミンB1が欠乏不足で起こるウェルニッケ脳症の予防と改善

ビタミンB ウェルニッケ脳症という病気をご存知ですか?
これは主にビタミンB1不足で起こると言われているため、予防が可能な病気です。
そこで今回は、ウェルニッケ脳症について説明したいと思います。

ウェルニッケ脳症とは?原因と症状

ふらついた時の画像
ウェルニッケ脳症とは、どのような病気なのでしょうか。まずは、原因や症状について説明します。

原因

ウェルニッケ脳症は、ビタミンB1不足で起こります。食べ物が豊富に手に入らない時代や地域では、飢餓による栄養不足で発症していました。現在では、偏食やインスタント食品の食べすぎ、何らかの疾患により点滴治療をする際にビタミンB1が入っていなかった、などが原因となります。
また、アルコールの飲み過ぎによるウェルニッケ脳症の発症も報告されています。これは、大量に飲酒する人の場合、食事がおろそかになる、アルコールの代謝にビタミンB1がつかわれる、などが原因でビタミンB1不足になりやすいためです。アルコール依存性や急性アルコール中毒では特に注意しなければなりません。

症状

ウェルニッケ脳症の症状は、主に次の3つです。

・意識障害
初期症状では、注意力が低下したり眠りやすくなったりします。重症化すると昏睡状態になったり死亡したりすることもあります。

・運動障害
ビタミンB1不足によりバランス感覚が低下し、ふらつきや支えがないと立てないなどの症状があらわれます。

・眼球運動障害
眼の周りの筋肉がうまく働かなくなるため、内斜視(寄り目)、外直筋麻痺(外側に目を動かせない)、眼振(眼が震える)などの症状が出ます。

 ウェルニッケ脳症を予防、ビタミンB1が摂れる食品

グリーンピース
ウェルニッケ脳症を予防するためには、ビタミンB1不足にならないようにすることが大切です。
そこで、ビタミンB1が摂れる食品をご紹介します。

①豚肉
豚ヒレ肉やハムなどに多く含まれています。

②魚介類
代表はうなぎですが、フナやコイにも含まれています。

③穀類
小麦胚芽や小麦粉に含まれています。

④豆類
大豆やグリーンピースに含まれています。

食欲不振時や妊娠中のつわりなどで食べ物が口にできない時には、意識的にビタミンB1を摂るようにしないとビタミンB1不足になります。どうしても、食べ物が喉を通らない場合には、内科などでビタミンB1が入った点滴治療を受けるのが良いでしょう。

 まとめ



ウェルニッケ脳症は、普通の食生活を送っていればあまり心配いらない病気です。しかし、偏った食生活や食欲不振などでビタミンB1が不足すると発症し、重篤な場合には死に至る病気でもあります。
バランスの取れた食生活を送り、ビタミンB1不足にならないようにしましょう。

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