宿便の量は重さにするとどれくらい?便秘との違いと色や形や取り方   




善玉菌の働きの良い腸は便にあまり臭いはなく、悪玉菌が多い働きの悪い腸になると悪臭があります。腸の働きが悪くなると便秘になり宿便が多くなりますが、便秘と宿便はどう違うのでしょうか?ここでは宿便とは何なのかを詳しく紹介し、便秘との違いについてもお教えします。


宿便はどのくらいの量、腸にあるの?重さや色や形は?


宿便は誰にでもあるものです。それ自体に問題はないのですが、あまり多くなると健康に悪い影響があります。

宿便の重さ

食べたものは24時間~72時間で排便されますが一部の便は腸内に残ってしまいます。このように、腸内にひっかかって残留している便が宿便で“残留便”とも呼ばれます。宿便は普通に排便のある人でも3kg~4kgほどあり、便秘のひどい人になると5kg~8kgにもなります。宿便が溜まり過ぎると便から毒素が発生し、肌荒れや口臭、体臭の原因になることがあります。


宿便のある場所と色、形状

腸内細菌が死滅して腐敗が進むと黒くなるため宿便の色も黒っぽくなります。死滅した細菌の量がさらに多くなると緑っぽい色に変わってきます。

形状は、腸内のヒダやシワの部分にひっかかっている状態のため塊ではなく、らせん状になっているか細長く伸びてひらひらしています。また、長さは30cm~40cm範囲に広がっています。


宿便の臭い

腸内に残留している便の中には腐敗性の強い便と弱い便があります。腐敗性が強い便は、強い毒素をたくさん出し臭い便になります。腐敗性の弱い便は体に悪い毒素はほとんど出しません。この腐敗性の強い・弱いは食べ物によって違い、動物性の食物は腐敗性の強い便になり、植物性の食物は腐敗性の弱い便になります。それゆえ、牛や豚の肉や魚ばかり食べていると臭い便になってしまうのです。


宿便は便秘とどう違う?また、取り方は?




宿便も便秘も便が腸内に残ってしまったもので、排出されずに残ってしまった便は腐敗が進み、毒素を発生させてしまいます。

宿便と便秘の違い

宿便はひっかかって出てこない便であり排便できなくても不快感はありません。しかし宿便が多くなると便通が悪くなり便秘の原因になります。一方、便秘は腸の蠕動運動が不活発のために便が体外へ排出されない状態です。便秘になると宿便が解消されず、さらに腸内に留まっている便が増えていくことになります。便が増えると宿便の腐敗も進み毒素が体内に増えて腸内環境を悪くしていきます。腸内環境が悪くなると便通が悪くなるだけでなく、さまざまな不調やストレスの原因になっていきます。


宿便の取り方

宿便は腸内のヒダやシワの部分に便がひっかかって出てこない状態なので、通常の排便で出すことは難しくなります。そこで一般的に用いられるのが腸内洗浄です。消化器科や美容クリニックなどの医療機関で行うことができ、老廃物や宿便をほとんど排出することができます。自宅でできる方法としてはコーヒーエネマがあります。専用のキットを使ってお尻の穴からコーヒー液をチューブで流し込み腸内を洗浄する方法です。これは70年前にドイツで考案された方法で歴史のある健康法です。

ただし、大切なことは、普段から宿便を出す体質にしておくことです。食物繊維の多い生野菜や果物をたくさん摂り、水分もたっぷり摂って便を柔らかくしておきましょう。

また、ウォーキングやジョギングなどのスポーツを日常的に行うことで腸の蠕動運動も活性化して宿便を押し出すようになります。


まとめ

宿便は便秘と同じく女性に多くなります。それは、腹筋が弱いことや、骨盤の開きやホルモンの影響などによります。しかし、宿便自体に問題があるのでなく、便秘とタッグを組むことで腸内環境の悪化に拍車がかかってしまうことです。腸内環境を改善する生活習慣を心がけましょう。

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